独立行政法人国立病院機構九州医療センター脳血管センター脳血管内科
独立行政法人国立病院機構九州医療センター脳血管センター脳神経外科
独立行政法人国立病院機構九州医療センター脳血管センター神経放射線科
2004 年 13 巻 6 号 p. 482-489
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CEA施行連続100例において,遺影TCDSにより90例(90%)の中大脳動脈(MCA)血流速度が評価可能で,12例(13%)を過灌流症候群と診断した.過灌流症候群例のMCA平均血流速度比(術後/術前)はその他の78例に比べ有意に増加しており,全例がMCA平均血流速度比1.5倍以上であった.SPECT検査での血管反応性の低下が,過灌流症候群の発症に対する独立した危険因子であった.
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