日本緑化工学会誌
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論文
廃棄発泡スチロールと火山灰質土を活かした屋上緑化植栽基盤の開発
安福 規之落合 英俊大嶺 聖小林 泰三石川 裕司
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2007 年 33 巻 1 号 p. 140-145

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抄録

発泡スチロールの約30 %が埋立や単純焼却により処理されており,有効なリサイクル方法の開発が望まれている。本研究では,廃棄発泡スチロール減容材を基盤材料として用い,これと火山灰質粘性土を再利用して軽量性,保水性を有する屋上緑化植栽基盤の開発を目指した。具体的には, 粒状化した廃棄発泡スチロール減容材に, 軽量性・保肥性を有する火山灰質粘性土(黒ぼく)を混合し,屋上緑化基盤材料への適応性を評価した。

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© 2007 日本緑化工学会
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