頭頸部癌
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口腔
口腔癌に対する浅側頭動脈よりの新しい超選択的動注法
―彎曲カテーテルとPUカテーテルを用いた方法―
藤内 祝不破 信和光藤 健司古谷 和久福井 敬文山本 憲幸西口 浩明上田 実
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2005 年 31 巻 1 号 p. 39-44

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抄録

口腔癌に対して浅側頭動脈よりの先端が屈曲しているカテーテルとPUカテーテルを用いた,新しい超選択的動注法を開発した。屈曲カテーテルは先端の形状により5種類あり,術前の血管造影撮影よりカテーテルを選択する。屈曲カテーテルの挿入方法は術中イメージ下で浅側頭動脈より逆行性にガイドワイヤーを用いて腫瘍の栄養血管に挿入する。屈曲カテーテルの挿入が不安定な場合はPUカテーテルを使う。挿入方法は屈曲カテーテルの中にガイドワイヤーを挿入し,ワイヤーを腫瘍の栄養血管まで挿入する。ガイドワイヤーをそのままにして屈曲カテーテルを抜去,ガイドワイヤーに添ってPUカテーテルを腫瘍栄養血管まで挿入する。

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© 2005 日本頭頸部癌学会
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