九州大学大学院工学研究院
2016 年 27 巻 3 号 p. 33-41
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分離対象物質に対して, イオン交換体の選択性を向上させるために, 生物機能・生物材料を利用する手法は大変魅力的である。本稿では, 分子の形状を樹脂表面に刷り込む界面分子インプリント法, 人工酵素触媒の調製, およびバイオマス資源を基体とした貴金属のイオン交換分離材料の開発について解説する。さらに, レアメタル分離に対する自己増殖能を有する生物資源の利用の可能性についても議論する。
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