千葉大学工学部物質工学科
2000 年 11 巻 2 号 p. 45-52
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新規のイオン交換樹脂の開発が続き, イオン交換速度, 交換容量, そして耐久性が改善されている。例えば, 中空糸膜状の多孔性イオン交換樹脂が, 放射線グラフト重合とそれに続くイオン交換基導入反応によって作成された。この樹脂はこれまでのビーズ状イオン交換樹脂よりも高速しかも高容量でのタンパク回収が可能である。これは, タンパク質を透過流で運び, さらにはイオン交換高分子鎖に多層でイオン交換吸着させることができるからである。
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