2019 年 20 巻 1 号 p. 33-40
ヘルスケア歯科診療では,口腔内規格写真撮影が診療の基本である.近年,口腔粘膜疾患に対する患者さんの意識も高まっている.疾患を適切に治療するには早期発見が重要であり,そのためには健常な状態の口腔粘膜写真を記録して比較することにより,診断に際しての重要な情報となると思われる.今回,NIDCR(National Institute of Dental and Craniofacial Research)の資料をもとにして口腔内規格写真撮影方法としてまとめたので報告する.