2019 年 2 巻 1 号 p. 45-49
[目的] 本研究においてスポーツ動作で頻繁に使用するジャンプ動作に焦点を当て,テーピングの種類の違いがパフォーマンスに与える影響を調査することを目的とした.[方法] 対象は本学成人男性10名とした.テープ無し・非伸縮性テープ・伸縮性テープ・混合の4パターンでOptojump Nextを用いて連続ジャンプの高さを比較した.混合パターンは,スターアップに非伸縮性,ヒールロック・フィギィアエイトに伸縮性を用いた.[結果] 4条件間に有意な差はみられなかった.[結語] 統計的な差はないものの捻挫の既往のある者に対しては混合パターンを施行することでジャンプパフォーマンスが向上する傾向が見られた.