国際エクササイズサイエンス学会誌
Online ISSN : 2436-679X
Print ISSN : 2433-7722
足関節への伸縮性・非伸縮性テーピングがジャンプ動作に与える影響
西林 孝一郎篠原 博小林 涼後藤 圭介
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2019 年 2 巻 1 号 p. 45-49

詳細
抄録

[目的] 本研究においてスポーツ動作で頻繁に使用するジャンプ動作に焦点を当て,テーピングの種類の違いがパフォーマンスに与える影響を調査することを目的とした.[方法] 対象は本学成人男性10名とした.テープ無し・非伸縮性テープ・伸縮性テープ・混合の4パターンでOptojump Nextを用いて連続ジャンプの高さを比較した.混合パターンは,スターアップに非伸縮性,ヒールロック・フィギィアエイトに伸縮性を用いた.[結果] 4条件間に有意な差はみられなかった.[結語] 統計的な差はないものの捻挫の既往のある者に対しては混合パターンを施行することでジャンプパフォーマンスが向上する傾向が見られた.

著者関連情報
© 2019 特定非営利活動法人国際エクササイズサイエンス学会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top