ジオシンセティックス論文集
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論文
二重壁構造を有する補強土壁の両面盛土への適用
吉田 浩一田澤 浩二伊藤 修二
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2008 年 23 巻 p. 183-186

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抄録

高速道路JCT工事おいて,二重壁構造を有するジオテキスタイル補強土壁が採用された.本補強土壁の施工箇所は高速道路のOFFランプの路体部にあたり,最大壁高10.2m,幅6.5mの幅員の狭い両面盛土形状であった.そこで,補強盛土体の一体性と施工性の向上を目的に,各段のジオテキスタイルを全層敷設とし両面の内壁まで敷設した.本工事では,補強土壁の安定性を評価するために,盛土施工中および供用後において「光ファイバーセンサー機能付ジオテキスタイル」1)を盛土に敷設し,ジオテキスタイルに生じるひずみの計測を行うこととした.本論文では,動態観測結果の報告とその評価を行う.

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© 2008 国際ジオシンセティックス学会 日本支部
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