写真測量とリモートセンシング
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LANDSAT-4 MSSステレオ画像による3次元座標測定
土屋 清建石 隆太郎信田 昌男
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1985 年 24 巻 2 号 p. 4-14

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抄録

人工衛星からのステレオ画像を用いて地形の3次元情報を求めようとする計画が各国において既に進行中である。本研究では, LANDSAT-4のMSS画像の重複部分を用いて3次元座標の測定誤差を求めた。
一対のステレオ画像中から53点の対応点を人間の目で選び, GCPなしで3次元座標を求めた結果は, 1: 25, 000の地形図から読み取った値を真値としたときつぎのようになった。誤差の平均値は, 標高, 走査方向, ライン方向 (衛星の進行方向が負) のそれぞれにおいて, +60gm, -125m (西方向) , -2295m (南方向) であった。誤差の平均値まわりの標準偏差は, 同じ順序で, 409m, 45m, 44mであった。

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© 社団法人 日本写真測量学会
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