九州病害虫研究会報
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鹿児島県におけるコナガのキチン合成阻害剤抵抗性の発達 第1報. 溝辺町における防除効果の低下
田中 章末永 博村田 麻美西岡 稔彦山口 卓宏堀切 正俊
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1992 年 38 巻 p. 127-128

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抄録

鹿児島県では,キャベツのコナガ防除に1989年,1991年からキチン合成阻害剤のクロルフルアズロン乳剤とテフルベンズロン乳剤をそれぞれ使い始めたが,キャベッの産地である溝辺町では前者は,1990年秋から,後者は1991年春の使用開始時にすでに防除効果が低下しており,薬剤抵抗性が発達したものと考えられた。

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