色材協会誌
Online ISSN : 1883-2199
Print ISSN : 0010-180X
ISSN-L : 0010-180X
研究論文
電解砥粒研磨によるステンレス鋼の化学酸化発色皮膜への影響
川見 和嘉 今岡 睦明廣瀬 伸吾
著者情報
ジャーナル フリー

2020 年 93 巻 2 号 p. 42-48

詳細
抄録

インコ発色法における色ムラは,ステンレス加工痕などにより,表面の酸化皮膜が不均一となり発生していたと考えられる。電解砥粒研磨後に発色処理したステンレス板にて,表面酸化層の状態を調べ,その膜状態を知ることが色ムラの低減への指針を得るために重要である。ここでは電子顕微鏡を用い,膜構造の評価検証を行った。

著者関連情報
© 2020 一般社団法人 色材協会
前の記事 次の記事
feedback
Top