廃棄物学会誌
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一般系廃プラスチックの鉄鋼・化学原料化
荷福 正隆
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2002 年 13 巻 2 号 p. 107-112

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抄録

21世紀において, 良好な環境を維持し, 且つ持続的な経済成長を両立させていくためには, 現在の大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済システムを, 資源を循環利用する循環型経済システムに転換していくことが急務といわれている。わが国においては, 資源の節約および廃棄物の減量化と再資源化のため, 循環型社会形成推進基本法, 容器包装リサイクル法, 家電リサイクル法等, 法の整備の基に国をあげて循環型社会の構築に向けた本格的活動を開始された。
このような動きの中で, 特に容器包装リサイクル法は一般廃棄物系 (一般系と称す) 廃プラスチックのリサイクル技術開発を促進するのに大きな役割を果たした。ここでは, 多種類の樹脂が混ざり, かっ食品等による汚れ, また異物が混入すること等が予想されるペットボトル以外のプラスチック製容器包装を対象として開発されたケミカルリサイクル技術のうち, 高炉還元剤としての利用, コークス炉化学原料化, ガス化による化学工業原料化について概説する。

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© 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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