函館市医師会病院外科 北海道大学腫瘍外科
函館市医師会病院外科
北海道大学腫瘍外科
2001 年 62 巻 12 号 p. 2888-2891
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症例は63歳,女性.右乳頭血性分泌,右腋窩腫瘤を主訴に当院受診.生検にて乳腺扁平上皮癌の診断を得たため,胸筋温存乳房切除術を施行した.術後病理組織学的検索にてsquamous cell carcinomaの診断を得た.病理学的に腫瘍部と皮膚との交通を認めず術後の全身精査で他に原発巣を認めなかったため,乳腺原発と考えられた.エストロゲンレセプター,プロゲステロンレセプターは陰性であった.術後9カ月の現在再発を認めず経過観察中である.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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