獨協医大神経内科
2014 年 32 巻 1 号 p. 43-46
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てんかんをもつ女性で妊娠の可能性がある場合、妊娠前カウンセリングをする必要がある。そして(1)奇形発現率を減らすため、妊娠前から抗てんかん薬はできるだけ単剤にする(2)バルプロ酸は1000mg/日以下の投与量が望ましく、投与がやむを得ぬ場合は分割投与、とくに徐放剤使用を推奨する(3)非妊娠時から0.4mg/日程度の葉酸投与が望ましい(4)授乳は抗てんかん薬の使用下でも原則的に可能であることを順守すべきであると念頭におくべきである。
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