日本原子力学会誌ATOMOΣ
Online ISSN : 2433-7285
Print ISSN : 1882-2606
特集
福島原発事故後10年間の放射線工学分野における活動と今後の展望
1.福島第一における放射線計測・遮蔽に関する現状と今後の課題
高平 史郎
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2022 年 64 巻 1 号 p. 12-16

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抄録

 福島第一原子力発電所事故により,燃料棒の中に閉じ込めていた放射性物質が拡散し,構内外の放射線環境が変化した。放射線防護を確実なものとしつつ廃炉作業を着実に進めるため,新たな技術を導入しながら放射線管理を遂行してきた。ここでは,これまで行ってきた取り組みや今後の課題について記す。

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