芝浦工業大学 工学部
2001 年 39 巻 7 号 p. 25-30
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打放しコンクリート建築の是非論は, 古くて新しいテーマであり, 文化的価値の高い近代建築の保存問題からも議論を呼んでいる。この問題を, 鉄筋コンクリート建築の原点に還って, 文化的側面から考察してみたい。ここでは, コンクリート建築の先駆者・オーギュスト・ペレの名作が日本のアントニン・レーモンドに与えた大きな影響, さらに弟子の増沢洵に引継がれた信念を, ひとつの系譜とみて彼らの作品に辿ってみる。
コンクリートジャーナル
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