(株)大林組 建築本部特殊工法部
(株)大林組 技術研究所
(株)大林組 設計本部構造設計第二部
2012 年 50 巻 8 号 p. 677-682
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自立式電波塔としては世界一の高さとなる東京スカイツリーの中心部には,直径8m,高さ375mのプレストレスト鉄筋コンクリート造の円筒「心柱」が設置されている。心柱は天望デッキの上まで貫いており,タワー本体の揺れを軽減する制振システムの機能をもつ。心柱は直径約10mの狭い空間と限られた期間で造る必要があり,「スリップフォーム工法」を採用した。本稿ではスリップフォーム工法による心柱の構築の状況について報告する。
コンクリートジャーナル