香川大学農学部食品学科
1974 年 21 巻 11 号 p. 524-528
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ショ糖水溶液の電気伝導度は糖濃度の増加に伴って増加するが,30%において最大値に達し,それ以後,濃度増加にもかかわらず減少する。またイオン価,陽陰イオンの異なる種々の無機塩類を添加した場合,電気伝導度と糖濃度の関係は加えた無機塩類の種類にはあまり関係なく,その当量濃度が同じであれば同様に変化する。これはショ糖のミセルコロイドの形成が糖濃度30%附近で開始し,無機塩類添加によってその開始が低濃度側に移行するものと推定される。
農産加工技術研究會誌
日本食品科学工学会誌
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