東北大学 呼吸器外科
2006 年 20 巻 6 号 p. 881-885
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骨髄移植後閉塞性細気管支炎に起因した再発性難治性気胸の一例を経験したので報告する.症例は40歳男性.2003年急性骨髄性白血病にて骨髄移植施行半年後,骨髄移植後閉塞性細気管支炎を発症した.2004年より右自然気胸を合計3回発症.2005年に両側気胸発症し,手術目的にて当科紹介となる.4回の手術後,最終的には両側気胸に対し,病巣切除およびポリグリコール酸シート+フィブリン糊にて胸膜被覆術を施行した.現在再発を認めていない.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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