紙パ技協誌
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総説・資料
欠点検出装置に求められる性能と機能
―MaxEye. next と MaxEye. REVO―
杉野 欣伸
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2008 年 62 巻 2 号 p. 168-172

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抄録

これまで「QCインライン」をコンセプトとして製造工程中の品質状態を検査するとともに,それらの情報を収集・分析することで工程全体の生産性を向上するシステムを提案してきた。今年ラインナップされたMaxEyeシリーズは要望の異なるお客様個々の満足度を更に上げるため「さらに薄いムラ,スジを…」の要望には高感度タイプ“REVO”を,「さらに小さな欠点を…」の要望には高分解能タイプ“CORE”を,そして「もっとリーズナブルな価格で…」の要望にはフレキシブルタイプ“next”を提案する。
周辺機器も充実してきており光源ではLEDを実用化した。特に照度の均一性を保ち照度を上げる設計,温度上昇を抑え寿命を長くする設計がなされている。また,検査データを有効に活用することにより以後の工程の効率化を図ることができるカッター支援システム,ワインダ制御システムも提供する。

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© 2008 紙パルプ技術協会
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