国立病院九州がんセンター呼吸器部
国立病院九州がんセンター放射線部
1990 年 30 巻 3 号 p. 359-364
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
原発性肺癌患者1180例のうち診断時に骨転移を認めた185例 (15.7%) に対して検討を加えた.組織型では腺癌, 小細胞癌に比べ扁平上皮癌に骨転移が少なく, また腺癌では多発性骨転移が多い傾向にあった.診断面では骨シンチが98.2%の陽性を示したのに対し, 骨X線では69.2%の陽性しか認められなかった.骨転移症例の中間生存期間は5.5カ月で予後は不良であった.放射線治療の有効性は67.7%であった.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら