国立佐倉病院外科
国立療養所千葉東病院外科
鎗田病院外科
岡本医院
国立習志野病院研究検査科細胞診
1984 年 24 巻 4 号 p. 377-383
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肺癌の経気管支的診断法としてFBSを用いての経気管支針吸引細胞診を, 国立佐倉病院で経験した原発性肺癌33例に対して行った.本法を従来より行っていたブラシを用いた擦過法と, 陽性率・腫瘍細胞の採取量・検体採取の際の出血量などの点について比較検討した.その結果, 本法は全体で97%の陽性率を得るなど診断の確実性, 出血以外の合併症がないなどの手技の安全性からみて, 肺癌の細胞診断法として優れた方法と考えた.
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