大阪医療センター耳鼻咽喉科頭頸部外科
大阪医科大学耳鼻咽喉科
市立枚方市民病院耳鼻咽喉科
大阪府済生会中津病院耳鼻咽喉科頭頸部外科
2009 年 60 巻 6 号 p. 496-500
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開放性咽頭外傷によって高度舌運動障害を生じた非常にまれな症例を経験した。症例は39歳男性,自宅で転倒し,ガラス戸に頭から突っ込み,頸部に深い裂傷を負った。救急搬送時にはショック状態で気管切開後,閉創した。その後,高度の舌運動障害を認め,構音訓練と嚥下障害を呈した。その後,舌の萎縮を認めるようになったが,構音訓練のリハビリテーションを中心に施行し,発語明瞭度の改善とともに嚥下障害を補うことができた
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