大阪大学大学院人間科学研究科
2023 年 47 巻 3 号 p. 150-158
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自動車事故対策機構(NASVA)による運転適性診断は、事業用自動車運転者向けに約50年間、運用が行われてきた。この診断は運転者の性格、心身機能、運転傾向を問診や作業性検査によって評価するもので、受診結果に基づいた助言を行うことで、運転行動をより安全なものに変容させることを目的としている。本稿では、この運転適性診断の概要と、現在議論されている運転適性診断の更新に関する諸問題について紹介する。
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