浜松医科大学内科学第二講座 [日本]
2018 年 2 巻 8 号 論文ID: e00040
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
特発性間質性肺炎の中には,膠原病らしい所見をもちながらも確立した診断基準を満たさない「膠原病の匂いのする間質性肺疾患」が存在する。このような一群を分類するための基準は混沌としていたが,近年,interstitial pneumonia with autoimmune features(IPAF)という概念に統一されようとしている。本稿では,この「膠原病の匂いのする間質性肺疾患」がIPAFという概念に至るまでの経緯と,最近報告されたIPAFに関する研究について概説する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら