著者所属:水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
2002 年 68 巻 1 号 p. 99-100
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赤潮の発生には,原因となる生物の生理・生態学的な特性の他に,それぞれの水域の環境特性も大きな影響を及ぼしているものと考えられる。本講演では,有明海における近年の赤潮発生の状況を概説し,その特徴を把握することを目的として瀬戸内海の赤潮発生状況との比較を行う。また,昨年12月以降に発生しノリ養殖に多大な被害を与えた珪藻赤潮の優占種Rhizosolenia imbricata Brightwellの形態学的特徴を示すとともに,R. imbricataの生理・生態に関する既往知見を紹介する。
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