日本歯周病学会会誌
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臨床上効果的でかつ容易に実施できるプラークコントロールプログラムの確立
渡辺 富栄岡田 美和子吉江 弘正山岸 茂原 耕二
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1983 年 25 巻 2 号 p. 385-392

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抄録

本実験は, 歯周炎罹患者42名全員に対して初診時にスライド及びビデオの視聴覚機器をフルに活用したあと, 1週間隔で4回までリコールを含むプラークコントロールプログラムを施行した。その結果, 4回目の来院時に O'Leary のプラークスコアが20%以下になった者が実験参加者の約半数にみられ, このプログラムはプラークコントロールに効果をもたらすことが判明した。

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