鳥取県園芸試験場
2000 年 9 巻 2 号 p. 173-179
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ニセナシサビダニの密度調査法として, 粘着テープを利用した効率的方法(粘着テープ法)と, 粘着テープ及び感水紙を併用した簡易な方法(感水紙発色法)を開発した. 粘着テープを用いることにより毛じに潜んだ虫も効率的に捕捉できた. 粘着テープ法を用いてサビダニの観察を行う際, 緑色, 茶色および黒色の色紙を背景色として用いると, より虫体の観察が容易となった. 感水紙発色法により, これまで現地において困難であったサビダニ虫密度の把握が可能となった.
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