老朽トンネルにおけるクラック診断システムの開発
1991 年 1991 巻 435 号 p. 139-144
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1991 年 1991 巻 435 号 p. 139-144
本報告は, トンネル坑壁の連続画像記録解析装置を基本とするクラック診断システムにより, 老朽トンネルの概略の変状傾向を把握し, クラックの発生原因を推定したものである. 本システムの特徴は, 1) 迅速で, 客観的な調査ができる, 2) 画像記録・処理・分析にはパソコンを用いる等である. システムを適用した結果, クラックに着目し成分を分析することにより, ある程度の原因推定ができることがわかった.
