日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会第40回大会 シンポジウム ─公衆衛生学を学んで身近なギモンに答える~麻酔科医が公衆衛生学を学んだら─
危機の時代に立つ,これからの麻酔科医
米倉 寛武田 親宗角渕 浩央
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2021 年 41 巻 5 号 p. 502-508

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抄録

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミック,それによる医療現場の逼迫の影響は,麻酔科医を含むあらゆる医師に,基礎研究のみならず臨床研究・公衆衛生学の重要性を再認識させた.従来の医学研究は基礎研究に偏重していたため,今後の麻酔科医には未曾有の危機にも対応できるようなバランスのとれた医学知識を涵養する必要があると考える.本稿は,COVID-19に関連する周術期のトピックに関して,麻酔科医にとって特に重要と考えられる最新の論文とその知見の概要を提示する.

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© 2021 日本臨床麻酔学会
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