旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野
2007 年 96 巻 5 号 p. 899-903
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糖尿病に起因する慢性腎臓病,すなわち糖尿病性腎症は,現在,透析療法導入原疾患の第一位であり,その早期診断と適切な治療が重要である.診断には尿アルブミン値の測定が必須であり,微量アルブミン尿(30~299 mg/gCr)で早期腎症と診断する.治療法としては,高血糖の是正および糸球体高血圧の是正が重要である.さらに,集約的治療により,remission,regressionが期待される.
日本内科学会会誌
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