日本デジタル教科書学会発表予稿集
Online ISSN : 2432-6127
日本デジタル教科書学会第6回年次大会
セッションID: 2G-1A-04
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2G-1A
総合的な学習におけるプログラミング教育カリキュラムのあり方
*片山 敏郎
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抄録

新学習指導要領では,総合的な学習の時間にプログラミングが位置付けられた。そこでは,「プログラミングを体験しながら論理的思考力を身に付ける学習活動を行う場合には,探究的な学習の過程に適切に位置付くようにすること」とされたが,そういう実践例は少ない。私は,探究的な学習の過程において,実社会で活躍するコミュニケーションロボットについて問いをもたせ,問いの解決のための体験を設定した。そして、コミュニケーションロボットが,実社会でどのように活用されているか調査することで,暮らしとプログラミングの関係について考え,将来の自分の生活や生き方とつなげて考えるカリキュラムを編成し,実践した。本発表では,プログラミングを探究的な学習の過程にどのように位置付けるべきかについて,子どもの姿を基に考察する。

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