主催: 日本デジタル教科書学会
後援: 文部科学省, 渋谷区教育委員会
会議名: 日本デジタル教科書学会第6回年次大会(東京大会)
回次: 6
開催地: 青山学院大学(青山キャンパス)
開催日: 2017/08/19 - 2017/08/20
新学習指導要領では,総合的な学習の時間にプログラミングが位置付けられた。そこでは,「プログラミングを体験しながら論理的思考力を身に付ける学習活動を行う場合には,探究的な学習の過程に適切に位置付くようにすること」とされたが,そういう実践例は少ない。私は,探究的な学習の過程において,実社会で活躍するコミュニケーションロボットについて問いをもたせ,問いの解決のための体験を設定した。そして、コミュニケーションロボットが,実社会でどのように活用されているか調査することで,暮らしとプログラミングの関係について考え,将来の自分の生活や生き方とつなげて考えるカリキュラムを編成し,実践した。本発表では,プログラミングを探究的な学習の過程にどのように位置付けるべきかについて,子どもの姿を基に考察する。