企業は、存続を賭けて、新たな事業展開を継続して行う必要に迫られている。企業の社会的責任を果たしながら、持続的に収益を上げることが求められている。サステナビリティ志向の企業経営には、企業の持続的成長と地球環境保全への対応の二義性が内包されており、企業における事業基盤(インフラ)の整備は、企業の持続的存続のために、ソフト及びハードの両面で必要不可欠なことである。今まで、地球環境保全に関わるサステナビリティ関連の研究報告を行ってきたが、本報告では、事業ライフサイクルの持続化を課題とし、その解決にあたり、標準プロジェクトモデル-スキーム・システム・サービス-に基づく改善プラス改革型P2Mの具体的な方法論を展開する。