国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2010 春季
セッションID: A-5
会議情報

A-5 水道施設の更新におけるアセットマネジメント及びP2M手法適用の考察(社会インフラ/産学官連携トラック)
高橋 正彦亀山 秀雄
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

詳細
抄録

水道は快適な市民生活を営むうえで欠くことのできない重要なインフラ施設である。我が国の水道は、横浜市において近代水道が布設されてから120年以上を経過し、昭和30年代後半からの高度経済成長期における急速な普及拡大を経て、平成20(2008)年現在での水道普及率は約97.5%に達している。一方で、老朽化しつつある水道施設の効率的な更新・再構築が事業運営上の最重要課題の一つとなっている。未だ経験したことの無い大規模な社会資本整備手法として水道業界では厚生労働省が主導する「アセットマネジメント」の導入・適用が注目されている。本稿では、水道業界の動向を視野に入れ、アセットマネジメントにおけるP2M手法適用の効用について考察する。

著者関連情報
© 2010 International Association of P2M and Authors
前の記事 次の記事
feedback
Top