化学と教育
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ヘッドライン 大学における化学実験教育の現状
九州工業大学工学部応用化学科の化学実験教育
中戸 晃之竹中 繁織岡内 辰夫山村 方人植田 和茂
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2020 年 68 巻 3 号 p. 114-117

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抄録

九州工業大学工学部応用化学科では,2年次前期より3年次後期にかけて,分析化学,物理化学,有機化学,化学工学・無機化学の順序で,学生実験を実施している。実験技術の習得に加え,エンジニアリングデザイン,コミュニケーション,チームワークなどの能力の涵養も目的としている。有機化学実験ではPBL(課題解決型学習)方式を取り入れており,学生アンケートや教員の実感では有効に機能していると考えられる。

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© 2020 公益社団法人 日本化学会
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