愛知教育大学 [日本]
2023 年 71 巻 2 号 p. 106-109
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メルデの実験は弦の一端を固定し他端を強制振動させ,生じる定常波を観察する弦の振動実験である。その弦の振動解を強制振動による波動方程式から導出した。振動源の振動数を増加させて,共振状態の基本振動から 2 倍振動に変化していくときの非共振状態の弦の様子を観察し,導出した振動解のグラフとほぼ一致していることを確認した。物理基礎では共振状態の定常波のみが紹介されているが,非共振状態の弦の様子を観察することも重要であることを指摘する。
日本物理教育学会誌
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