物理教育
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研究報告
「振駆郎」を用いた運動計測の試み
石原 武司
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2017 年 65 巻 1 号 p. 2-5

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抄録

 北村俊樹氏が開発したソフト「振駆郎」は,パソコンをシンクロスコープ(ストレージオッシロ)に変えるソフトである。このソフトと透過型フォトインタラプタを用いた入力装置,運動体に取り付ける透明フィルム製の縞テープがあれば,パソコンによる運動計測が容易に実現できる。本稿では,開発した運動計測システムの概要,製作法について述べた上で,測定例として自由落下運動を取り上げた。その結果,重力加速度が9.6m/s2 という良好な値が得られ,開発した運動計測システムが有効であることが示された。

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© 2017 日本物理教育学会
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