金沢大学教育学部
富山県立大学短期大学部
2003 年 38 巻 p. 38-40
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
水稲根系からの出液中に含まれるサイトカイニン(t-ゼアチンリボシド, t-ZR)含有量を酵素抗体法(ELISA)法を用いて定量した.低水温の農業用水を利用して水稲を栽培している富山県入善町および長野県伊那市のコシヒカリ出液中のt-ZR含有量は, 水口部よりも水尻部で高い傾向が示された.富山県農業試験場の水稲三要素試験場における出穂期のt-ZR含有量は, 無リン区, 無カリ区および三要素区の間で差は認められなかった.
日本作物学会北陸支部会報
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら