日本観光研究学会全国大会学術論文集
Online ISSN : 2436-6188
第37回 日本観光研究学会全国大会
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第37回日本観光研究学会全国大会
新たなエコロッジ概念に関する一考察
関口 莉奈穂井門 隆夫
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p. 99-103

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抄録

本研究は、1990 年代に急速に発展したエコロッジがリーマン・ショックを経た 2010 年代後半より快適性を備え高単価の新たなエコロッジとして展開を始めている点に着目し、ベトナム北部の山間部で開業したエコロッジの視察調査と比較施設を含めた口コミのテキストマイニングを通じて、新たなエコロッジ概念の解明を試みた。新たなエコロッジが中長期目線でのサステナブル投資の一環として開発される傾向がある一方、日本で展開されない仮説として、短期目線の投資が主体でキャピタルゲインが見込まれる地域への開発が優先されるためと解釈した。

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