主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 平成29年度空気調和・衛生工学会大会(高知)
開催地: 高知
開催日: 2017/09/13 - 2017/09/15
快適性や省エネルギーの観点から、厨房の必要換気量はフードの排気捕集率に基づいて決定されるべきであり、そのために各調理機器の擾乱環境に応じた排気捕集率データの収集・整理が求められる。本研究では、排気フード形状が捕集率に及ぼす影響について、代表的な調理機器であるローレンジ(従来型および低放射型)を対象に検討を行った。フード側面のCO2濃度を測定することで燃焼排ガスおよび調理生成物の溢流箇所を調査すると共に、フード袖壁および垂壁が捕集率に与える効果を検証した。