科学警察研究所爆発研究室
2008 年 47 巻 2 号 p. 97-101
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発火性物質とは自然発火性物質および禁水性物質を合わせたものの総称である.その定義,特徴,取扱い上の注意,法規制,評価試験方法,事故事例について紹介する.消防法では,危険物第3 類に指定されており,国連勧告ではクラス4 の一部がこれに該当する.これらの物質は特殊な用途を持ち,事故例は多くはないが,漏洩,水との反応,堆積貯蔵などによって,着火源を必要とせず容易に発火する性質を持つため,その危険性に応じて注意して取り扱う必要がある.
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