日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2189-4760
Print ISSN : 1881-7319
ISSN-L : 1881-7319
原著
CO2 ナルコーシスに対して鼻マスクBiPAP (N-BiPAP) を用いて急性管理が成功したと思われる3例
大滝 美浩喜舎場 朝雄喜屋武 幸男宮城 征四郎
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キーワード: BiPNP, 意識障害, 呼吸数
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1997 年 6 巻 3 号 p. 220-223

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抄録

N-BiPAP の必須条件のひとつとして意識清明で協力的であることが挙げられている1)が意識障害の認められた急性呼吸不全症例に対してのN-BiPAPによる呼吸管理が成功したと思われる3症例を経験した.成功に関与した因子としては呼吸仕事量・呼吸困難感の小さいこととの関連が示唆された.

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© 1997 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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