愛知教育大学
2016 年 31 巻 8 号 p. 75-80
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これまでの数学教育では誤差の位置づけは「厳密に正しくわけではない」ものとして,消極的なものだったといえる。しかし,数学的現象を生み出すものとしての数学ソフト等は,「違和感を感じさせる数学的現象」を生み出すものとして誤差を位置づけ,その後の数学的探究を活性化するものとして生かしていける可能性を示唆している。本稿ではそれを,3つの具体的な事例に基づいて例示した。
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