主催: 一般社団法人日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第43回年会
回次: 43
開催地: 宇都宮大学
開催日: 2019/08/23 - 2019/08/25
平成21年度に理数系教員養成拠点構築事業が開始されて以降,16都府県にて,地域の核となる理科教員(コア・サイエンス・ティーチャー,以下,CSTと略記)の養成,認定,活動,および支援に関する取組も10年を迎えている.これまで継続できている地域においても,実施主担当者の世代交代も進んでいるところも有り,今後も継続されていくものと考えられる.このような状況下,各地のCSTの置かれた状況は,対象者・研修プログラム・認定規程などこれら全てが異なる状況にある.制度として,今後整備していくべきなのか,それとも,現在の地域の実情に合わせたCSTのままでよいのか,この点に関して,主に,福井・神奈川・高知を事例として,現在のCSTに対するアンケート及び3県の養成プログラムの比較から検討を進める.