溶接学会全国大会講演概要
2022年度溶接学会秋季全国大会(講演概要)
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表面変位を用いた穿孔法による残留応力測定方法に関する数値解析的検討
*宮本 和紀岡野 成威望月 正人島貫 広志
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キーワード: 残留応力, 穿孔法, 表面変位
会議録・要旨集 認証あり

p. 248-249

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抄録

穿孔法の適用性向上と簡便化・迅速化を目的として,本発表では厚肉で深さ方向に均一な応力分布を有する場合に対して,穿孔に伴い円孔周辺に生じる表面変位を用いた残留応力算出手法を弾性解析により構築した.そして,数値解析・実験の両面から弾塑性体に対する応力測定精度を従来法と比較・検証した.その結果,改善の余地はあるものの従来の穿孔法と同等の測定精度を有する残留応力測定法を構築することができた.

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© 2022 社団法人 溶接学会
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