22％Cr 系二相ステンレス鋼溶接部の475℃脆化に関する研究 （第2報） －スピノーダル分解およびG相の前駆体生成の促進による475℃脆化の加速メカニズム－

坂田 幹宏; 門井 浩太; 井上 裕滋

doi:10.14920/jwstaikai.2022f.0_190

2022年度溶接学会秋季全国大会（講演概要）

DOI https://doi.org/10.14920/jwstaikai.2022f.0_190

会議情報

主催: 一般社団法人　溶接学会

会議名: 2022年度　溶接学会秋季全国大会

回次: 111

開催地: くにびきメッセ（島根県立産業交流会館）

開催日: 2022/09/08 - 2022/09/10

22％Cr 系二相ステンレス鋼溶接部の475℃脆化に関する研究（第2報）

－スピノーダル分解およびG相の前駆体生成の促進による475℃脆化の加速メカニズム－

*坂田幹宏, 門井浩太, 井上裕滋

著者情報

キーワード: 二相ステンレス鋼, 溶接金属, 475℃脆化

会議録・要旨集認証あり

p. 190-191

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抄録

400℃で1000時間時効した22Cr系二相ステンレス鋼溶接金属のナノ組織をSTEM-EDXを用いて解析し，その結果を圧延母材の結果と比較した。溶接金属では、母材と比べて、スピノーダル分解および溶質元素クラスターの生成が促進されることが確認された。これら2つの要因により溶接金属の475脆化が加速したと結論づけられる。

責任著者(Corresponding author)

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