溶接学会全国大会講演概要
2021年度秋季全国大会
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レーザクラッディング法によるZr基金属ガラス表面のCuメタライズとはんだぬれ性の改善
*進士 和樹寺島 岳史
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会議録・要旨集 認証あり

p. 270-271

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抄録

Zr基金属ガラスはガラス遷移温度Tx=420℃以上で直ちに結晶化して脆弱化するが、低温接合の一種であるはんだ接合を用いれば結晶化させることなく接合できると予想される。しかしZr基金属ガラスは表面に強固な酸化被膜を形成するため、ぬれが極端に低いという問題がある。そこで本研究ではレーザクラッディング法によりZr基金属ガラスの表面にCu箔を溶着させ、酸化被膜の形成を抑止することでぬれ性の改善をはかった。

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© 2021 社団法人 溶接学会
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