溶接学会全国大会講演概要
2021年度秋季全国大会
会議情報

レーザピーニングによる疲労き裂進展防止効果
*加藤 智治新甲 蓮崎野 良比呂佐野 雄二栗原 康行
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 212-213

詳細
抄録

レーザピーニングによって生成される圧縮残留応力は、すでに発生しているき裂の進展を遅延できる可能性がある。そこで、レーザピーニングによる疲労き裂進展防止効果について、予き裂入り試験体の4点曲げ疲労試験により検討した。その結果、レーザピーニングによる疲労き裂進展の遅延効果が施工範囲全域で認められること、進展速度を平均で1/2程度に遅くできることが明らかとなった。

著者関連情報
© 2021 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top