廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第34回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A1-1-O
会議情報

A1 ごみ発生抑制・性状分析
使い捨てプラスチックの2R行動:全国的な実態と啓発による受容可能性
*山川 肇
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では、消費者の使い捨てプラスチック削減行動の全国的な実態と啓発によるその受容可能性を明らかにすることを目的として、インターネット調査を実施した。その結果、家でお茶・水・コーヒーを飲むのに使い捨て容器をほぼ使わない人は5割程度、スポーツ飲料は1割弱だが、ある程度使わないことが可能な人はスポーツ飲料が約4割、その他7割強であること、職場・学校でマイボトル等をほぼ利用する人は約3割、マイボトルへの水の補充をほぼ給水器・水道等からする人は約1割だが、ある程度できる人はマイボトル等の利用が6割弱、補充が約4割であること、レジ袋を台所やトイレ以外のごみ箱にほぼ使用しない/繰り返し使う人は2割程度だが、ある程度以上できる人は5~6割程度であること、ストローやテイクアウト時のカトラリー、宿泊時の歯磨きセットをほぼ断る人は1~3割、ある程度断れる人が6割以上いること、などが明らかとなった。

著者関連情報
© 2023 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
次の記事
feedback
Top