廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第21回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A11-5
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A11  ごみ文化・歴史
瀬戸内海における遺跡保護のモデルケース
*遠部 慎松田 朝由小野 寿美子畑山 智史五十嵐 聡江
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抄録

 瀬戸内海に所在する豊島において、私達は考古学的な調査、研究活動を継続的に行ってきた。豊島における考古学的な調査研究は、例えば、産業廃棄物不法投棄現場である「豊島水ヶ浦」の復元、離島におけるパブリックアーケオロジー、現在その技術体系が失われつつある豊島石の整理などに繋がり、きわめて現代的な意義を有している。さらに、近年新たな研究成果の報告、近隣の小豊島においても新資料の発見が相次ぐ中、豊島周辺において、考古学的な広報、普及活動は重要な課題となっている。  これまでに、学会発表や島の学校などでの取り組み、里海探検隊と共同作業があるが、フィールドでの活動部分については、いくつかの課題が残されていた。本発表では、豊島でのフィールド活動の一端を紹介する。

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© 2010 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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